AliexpressのセールでRyzenが安かった

期間でいうと3月末から４月初めにかけて、なんの記念かはわかりませんがAliexpressで大規模なセールが行われていました。

その中でひときわお得感があったのがAMDのCPUである「Ryzen7 7700」でした。

日本で流通しているRyzen7 7700は純正クーラーが付属していて4万円台で販売されています。

同時期にRyzen5 7500Fも1万円台とお安くなってました。

7700Xとそこまで値段が変わらないのであまり買う人はいない印象です。

7700Xとの違いはTDPで7700Xが105Wなのでに対して7700は65Wと省電力です。

その分処理能力は落ちてしまいますが、発熱が少ないためそこまで大きなCPUクーラー、電源を使用しなくてよいというメリットもあります。

どうでもいいですがIntelにもCore i7-7700があるので検索するときめんどくさいですよね。

組んでみた

今回は下記のような構成で組んでみました。

実はもともと持っていたRyzen7 5700Xのゲーミングマシンからマザボ、CPU、メモリを入れ替えた形となります。

電源も数年使ってる850Wのものを使ってます(ﾔﾒﾛ)

GPUはメルカリで状態のよさそうなものを選びました。

動作は何の問題もありませんでした。

3D MARK

OCCTや3D MARKの負荷テストをかけましたがすべてパスしています。

現在でも7700の販売価格は40000円強と高止まりしているにもかかわらず、23000円で買えたのは奇跡です。

Aliexpressではまだ在庫がありますが、値段は3万円ほどと少々値上がりしています(とはいえ国内価格より激安)。

立ち位置としては省電力ゆえRyzen7 5700Xの後継くらいの印象なので、安くDDR5で組みたい、AM5で組みたいといった方はとてもおすすめのCPUです。

自分のように5700Xからの乗り換えは正直お勧めしないですが、それ以前のCPUを使ってる方なら是非お勧めしたいです。

DDR4でもよいから安く高スペックなゲーミングPCが組みたいなら5700X、DDR5,AM5の最新環境で安く組みたいなら(安く買えれば)7700を買うとよいかと。

あともう一点、7700はオンボードグラフィックがついているためゲーミングPC以外の用途でも活躍します。

例えば仮想化ホストにすれば、高速なメモリかつ8C16Tの最新プロセッサを余すことなく活用できます。

GPUを載せない分、NICを追加すると幸せになれます。

今回はゲーミングPCにしましたが、今後マザーボード、DDR5メモリが安くなったらESXiのホストを構築したいです。あと金がたまったら。